【活動報告】第1回ひの市民活動ネットワーク研修会「団体の資金集め」

9月23日(祝)にひの市民活動ネットワーク主催の研修会「団体の資金集め」が開かれました。

地域で活動している全ての団体にとって、活動資金を集めることは大きな課題です。

この日は、トヨタ財団で長年にわたり補助金の企画開発と運営を担当し、現在は町田の中間支援組織である「町田市地域活動サポートオフィス」の事務局長である喜田亮子さんを講師に招き、お話を聞きました。

参加者は19名。まずは5つに分かれたグループ内で自己紹介をし、和やかな雰囲気の中、研修が始まりました。

資金獲得というと、ノウハウを知ることが頭に浮かびがちですが、その前に考えなければいけないことは、必要な資金の規模の検討や、コスト削減、自分たちにとって必要な資金獲得のタイミングはいつかということを見極めること。そのためには、一部の人ではなく必ずチームで話し合い、一丸となって取り組むことが大切であることを聞き、参加者一同深く納得。

次に資金の出し手、活動する団体はともに地域や社会を良くするパートナーだということを認識し、寄付、クラウドファンディング、補助金、助成金、委託金など資金の種類と特徴を知ることが重要。そして、助成プログラムの選び方と助成金の申請書を書くポイントを詳しくお聞きし、各人で自分たちの団体の性質を考えるワークを行いました。

喜田さんの話を熱心に聞く参加者の姿は印象的で、2回設定した質疑応答タイムでも多くの質問が出る活発な研修会となりました。

資金の集め方という問題だけではなく、資金について考えるということは自分たちの活動を見つめ直し整理することになること、団体メンバー皆で課題に取り組むことにより将来の方向性が見えることを改めて知ることができた充実した研修会でした。


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